当院の放射線室は、6名(他2名出向)の放射線技師によって構成され、一般撮影・乳房撮影・消化管撮影・IVR検査・MRI検査・CT検査・骨密度検査など診断に必要な画像を提供しております。撮影に際しては、患者さんへの思いやりの心と気配りが行き届くよう努めるとともに、放射線防護に対しては細心かつ最大限の注意を払いながら高い意識をもって臨んでいます。
検査に関する質問、放射線に関する疑問などございましたら、どうぞご遠慮なくお声がけください。
■一般撮影装置
病気や怪我などを診断するために一般的に行う検査です。撮影部位近くに金属やボタンなどがある場合には、専用のガウンに着替えてもらうことがあります。
移動困難な患者様については、病室や手術室で移動式のポータブルX線装置使い撮影することもあります。
■乳房撮影装置(マンモグラフィー)
乳腺・乳房専用のX線検査です。現在では乳がん検診への意識も高まり受診される方が増えています。当院では、ご安心してお受けいただけるように、女性の認定技師による撮影を行っております。
■骨密度測定装置
骨密度(BMD)とは、骨の硬さ(強さ)を表す尺度のひとつで、骨の中のカルシウム、マグネシウムなどミネラルがどの程度あるかという単位面積あたりの骨量を示し、骨の強度を数値化したものです。骨密度が低下すると、骨がもろくなり骨折しやすくなります。検診でも行っております。
■X線透視撮影装置
胃や腸を透視してX線写真を撮影しています。バリウムを使った胃の検査は検診でよく行われています。
■CT装置
16列のマルチスライスCT装置で、頭部・胸部・肺野・腹部等の全身の撮影を短時間で行っています。細かいスライスに再構成した画像を、ワークステーションを用い動脈瘤や骨折などの3D画像を作成して提供しています。
■MRI装置
強い磁石と電波を使って身体の内部を検査する装置で、いろいろな角度から体の断面を撮影できる特徴があります。一方、撮影時間が長い欠点はありますが、脳梗塞や腫瘍・腰椎症の検査には力を発揮します。なお、この装置に使用される磁石や装置から発せられる電波は、通常人体に影響を与えることはありません。
■血管撮影装置
血管内に細かい管を挿入して造影剤を注入し血管を撮影します。最近では、脳動脈瘤にコイルをつめる治療や細くなった血管を広げる治療に一役を担っています。手術中に血管撮影が必要になった場合は、移動型DSA装置を使用しています。
社会医療法人社団 陽正会 寺岡記念病院
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