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お知らせ

「病院長」新年のご挨拶

院長　武田　昌

どんな時代も変わらぬ、
信頼される医療機関を目指して。

　皆さん、明けましておめでとうございます。
２０１２年の年頭にあたり、院長よりご挨拶申し上げます。

　昨年（２０１１年）は、日本にとって過去最大級の災厄の年として記憶に残ることになるでしょう。大震災・津波のために亡くなられた多くの方々のご冥福を心よりお祈り申しあげます。

　今年は“日本再生元年”として、新たな第一歩を踏み出さなくてはなりません。私たち一人一人が、「今、何が出来るか」を問い続けて行くことがそのスタートラインであると思います。そのための最大の原動力であるべき日本の政権与党は、昨年までの醜態を猛省し、被災した方々の生活基盤を１日も早く立て直すことに全力を注いでほしいものです。私たち医療従事者の立場から考えると、被災した方達の医療を全面的にバックアップし、高齢者の福祉を更に強化していくことが、少しでも安心できる生活を取り戻す手段として最も重要な基本であると考えます。

　振り返って私たちの病院の周辺をみますと、府中における二病院の統合問題が進んでおり、この地区の小児、婦人科、救急医療と、崩壊しかけた地域医療を何とか支え、立て直しの方向をさぐっていく重要な役割を私たちの病院も連携して担っていく必要があると感じています。

　昨年も述べましたが、どんな時代になっても、我々の医療の目標は変わることはありません。「なんだか体の調子が悪いな・・・」と感じたとき、いつでも気軽に相談できる、信頼される医療機関でありたいものです。

　最後に、２０１２年が皆さんにとってより良い年でありますように祈念して筆を置きます。